2021.07.26
Twitter動画広告を活用!特徴・種類・事例を初心者向けに解説
Twitterは、手軽な操作が好まれて、一般人や芸能人、政治家や企業まで利用するメジャーなSNSです。
「自社の広告を、Twitterを使って動画で出してみたい」と検討されている人に向け、Twitter動画広告の特徴・種類・事例などを解説します。
Twitterは、「140字以内の短文を投稿する」「匿名で登録できる」という仕組みを持つSNSです。
FacebookやInstagram、LINEなどと並んで、4大SNSとも呼ばれます。
Twitterのユーザー数は、2018年12月時点で、世界では3億2600万人とされています。
日本国内では、4,500万人が月間アクティブユーザーとして数えられ、広告媒体としての価値も高まっています。
<引用元:平成29年版 情報通信白書|総務省>
総務省が公表した『平成29年版 情報通信白書』には、各SNS利用者の性別・年代別の統計が掲載されています。
Twitterは、男女総合の場合、10代で61.4%、20代で59.9%のユーザーがいると表されています。
男女別でも、10代・20代のユーザーは50%を超え、上のグラフでは男性よりも女性のユーザーが多いとなっています。
Twitterの特徴として、他のSNSに比べ、10代・20代の若年層が集中していることが挙げられます。
Twitterでの動画広告展開を検討するならば、
を考慮する必要があります。
Twitterには『リツイート(RT)』と呼ばれる機能があります。
ユーザーが投稿した文章『ツイート』を、別のユーザーが気に入って「これは良いツイートだから、誰かに見てもらおう」とし、『再びツイートする(Re:ツイート)』することを指します。
リツイートされたものを、また誰かがさらにリツイートして、さらにリツイートされて、というふうに拡散行動が重なっていくことで、ひとつの『ツイート』が多くのユーザーの目にとまるケースもあります。
リツイートが爆発的に拡散していくことを、ネット内では「バズる」と表現されることもあります。(ネガティブな傾向での拡散だと「炎上」と表現されます)
Twitterの広告費は、1次ユーザーがアプローチしてきた際には費用が発生します。
しかし、リツイートでの2次拡散からは広告費が発生しないので、Twitterでの動画広告展開には「ユーザーにリツイートされるコンテンツ」を意識しましょう。
キーワードターゲティングとは、Twitter上でツイートされたり検索されたりしたキーワード(言葉)に基づいて、ターゲットユーザーを絞るマーケティング手法です。
Twitterは、匿名性が高いSNSなので、趣味嗜好の書き込みがされやすい傾向があります。
その趣味嗜好を表現するキーワードを選定し、自社の商品やサービスに関心がありそうなユーザーにアプローチをかけられます。
たとえば、スポーツシューズを製造しているメーカーならば、「マラソン」「ジョギング」「ランニング」などのツイートを検索したユーザーを対象にするといいでしょう。
「長距離」「短距離」といった分野で細分化していくことも可能ですし、「東京国際マラソン」などのイベント名を使用することで広い範囲(性別や年齢など)のユーザーを狙えます。
Twitterでのタイムラインとは、複数のツイートが時系列で並ぶログ(記録)全体を指します。
タイムラインのキーワードターゲティングは、「ユーザーがどのようなツイートをしたか」に応じて、ユーザーの心境や状況に適した企業広告を表示できます。
たとえば、旅行会社ならば「海外旅行」「リゾートビーチ」などのキーワードをターゲティングして、「海辺で楽しめる海外旅行」の動画広告を表示させると、海外旅行を検討しているユーザーに対してダイレクトにアプローチできます。
現在のスマホは、カメラが搭載されている機種が多いので、「自分で撮影して、自分で編集して、自分で動画広告を作成する」ということが、不可能ではありません。
実際、Twitterではアプリを使用して作成できる、動画の種類があります。
撮影動画やライブストリーミング動画は、「作成が不可能ではない」ですが、やはり素人感が画面に出てしまうものです。
動画にチープさが表れると、意図した演出でもない限り、ユーザーの不信感を招く恐れがあります。
企業として、個人事業主として、より成果を獲得しようと考えるなら、プロの動画制作会社に依頼して、Twitterのプロモビデオで展開していくのがいいでしょう。
Twitterの動画広告サービス『プロモビデオ』を企業が利用すると、『プロモーション』のラベルが付いて配信されます。
ユーザーのタイムラインに表示され、「テキストや画像だけ」の広告よりも注目をされ、訴求力も高くなります。
プロモビデオの仕様は、以下のとおりです。
動画の知識が乏しい人にとっては、仕様を見てもわかりにくいかと思います。
また、「いかにユーザーから好まれるか?」「どうすれば、商品やサービスの魅力を伝えられるか?」
といったコンテンツの面では、やはり動画制作会社への依頼をおすすめします。
今回、事例として紹介するのは、関西にある小規模の自転車販売会社です。
ママチャリから競技用の自転車、電動自転車や電動バイクまで、幅広い取扱いをしています。
自社サイトのリニューアルにともない、オンライン販売に力を入れる方針を持って、SNSでの動画広告を出すことになりました。
Twitterでの動画広告は、10代の学生に向けた普段使いの自転車や、街中で扱いやすい折りたたみ自転車をメインに撮影されました。
「自転車の楽しさを伝えたい」という経営者の想いを込め、
といった面を、企画段階から重視していました。
テキストや静止画だけでは伝わりにくい要素も、動きを見せられる動画広告だと、わかりやすくユーザーに届けられます。
事例の自転車販売会社は、Twitterでの配信以降に売れ行きが伸びたので、電動自転車や電動バイクの動画広告も制作しました。
しかし、これらはTwitterのメインユーザー層と合わなかったためか、売り上げは伸びません。
特に、取り扱っていた電動バイクは20万円前後の価格なため、20代後半から30代・40代がターゲットとして有望と見直されました。
スタイリッシュな電動バイクなどの走行シーンの動画は、いくらかのリツイートを得られたことで、認知度を上げられたとして、いったん終了となりました。
電動自転車や電動バイクの動画広告は、Facebookでの展開を始め、ユーザーからの好反応を得ています。
一度制作した動画広告は、SNS媒体を変えて転用できるのも魅力のひとつと言えます。
Twitterでの動画広告を運用されるなら、Twitterのメインユーザーの年齢層が自社商材のターゲット層と合うか、検証してみましょう。
また、Twitterの特性でもある「リツイートによる拡散」は、ユーザーが面白いと思うもの・誰かに紹介したくなるコンテンツが必須です。
弊社 DOGABRAINSは、動画制作のプロフェッショナルとして、より良いコンテンツ作りのためご相談にも応じます。
制作実績を一覧できるページもありますので、ぜひご確認ください。
お問い合わせお待ちしております。
新着情報一覧を見る